こんばんは、SANDRO(サンドロ)ヘアドクター櫻井です。
前回の続き。
男性の場合、僕はこんなこだわりを持ってました。
普段使うスタイリング剤がジェルか、それ以外か。
そもそも毎日つけないか。
人種や毛質でカットを変えた話しは以前しました。
今回は普段何のスタイリング剤をつけるのか、つけないのかでカットを変えるお話し。
ちなみに僕は毎日ジェルです。
という事でジェル派からスタート。
ジェルも色々種類あって、簡単に言うと、
●ガッチガチに固まる〜ナチュラル
●粘度が高いもの〜水っぽいもの
毛質に合わせて使い勝手が良くされてます。
僕のダントツのオススメは
まさか
まさかの
ドン・キホーテのDジェル(黒)
美容師が言ったらダメなのはわかってますが、これ使ったらもう他のは使えません。
コスパが良いとかそういうレベルでは無い。
程よい粘度。
量次第ではそのまま寝ることすらも許されないガチガチのキープ力。
ジェルおたくの僕は今まで色んなのを使いましたが、右に出るものはいません。
話がまた脱線しちゃったので、本題へ。
ジェル派の人には、
(ミスト系など水分があるものも含む)
圧倒的な多毛さん以外はすきバサミを入れません。
ハサミだけ。
何故なら、毛先の力強い質感が無くなって、バサバサになるから。
質感はハサミで毛先だけを不揃いにするのみ。
髪の毛は短い方から長い方へ流れて行く性質を利用して男らしい束感を作り出します。
なので、不揃いにすると言っても、仕上がりの髪型をイメージして、毛先を動かしたい方向へ不揃いにしていきます。
バサバサになる理由は、ジェルの水分が時間経過である程度飛ぶと、
すきバサミを入れたエリアの短い毛がピンピン跳ねるのが原因。
ここまでくると僕、オタクですね 笑
ジェル派以外。
主にワックス系になりますが、
この場合、少しだけすきバサミを入れます。(毛質により入れない場合もある)
そうすると、ワックス特有のフワッと感が出やすくなります。
ワックスはジェルに比べ、キープ力が弱い。
ほんの少し、すきバサミを入れるだけでそこを補ってくれる。
ジェル派で説明した理屈ですが、フワッとさせたい所に少し入れると、短い毛が長い毛を押してくれるので、よりフワッとなりやすい。
ワックスはジェルに比べ水分がほとんど無いので、バサバサになりずらい。
毛量が少ない場合はハサミで対応します。(これは企業秘密)
何も付けない派
こちらは主にハサミをメインで使い、ヘアスタイルによって、すきバサミを入れるか入れないかを判断します。
が、こちらも同様にすきバサミはほんの少しだけ。
基本的にはジェル派とジェル派以外の中間といった施術になります。
ちなみに、このブログではレザーという単語は出てきません。
毛の断面が鋭角になりすぎて痛みやすい原因になるから。
巻き寿司で言うと、切り口を大きくするのか、(斜め切り)切り口を小さくするのか(輪切り)で、中の具の見える面積が違ってきますね。
髪の毛の場合、この切り口が大きく(鋭角)なればなるほど、薬剤の浸透がしやすくなり、ダメージの原因になる。
毛先から髪の成分が抜けやすくなる事も。
続きは次回。
では、また!!