こんばんは、SANDRO(サンドロ)ヘアドクター櫻井です。
前回の続きです。
と、まぁ、そんな感じの思考回路で普段カットしています。
もちろん国が変わっても、カットする相手が人間である限り僕の思考回路は変わりません。
常に思う事は、翌日からご自身がいかに同じクオリティでスタイリングできるか。
その為のカットであり、その為の技術。
もちろんデザインが良いというのは大前提にありますが。
初回のブログでも書いた通り、365日のうち12日美容室に来店されたと仮定して。(男性の平均来店)
この12日のヘアスタイルが大事なのでは無く(大事ですけどね!笑)、353日を気持ち良く、ストレスフリーに過ごしてもらう事が1番大事。
と僕は考えます。
この考えはロンドンに行ってからもブレる事は無く、お客様が出す案に対してはっきりとNOという事もしばしば。
それは、
その人の服装に合わないとか、ライフスタイルに合わないとか、
スタイリングをするしないとか、毛質的にカットだけでは不可能なヘアスタイルをカットだけでどうにかして欲しいという要望に対してですが。
一見、聞こえは悪いですが、その方がお客様ご自身の為になります。
結果、皆さま満足してお帰りになってくださいます。
要は、日常生活で言う所のワンナイトラブですかね。
ただの思い出づくり、一時の快楽の為に大切な時間を使って欲しくない。
誰も後々後悔したくはないでしょうから。
と言った所でしょうか。
ちなみに、はっきりとNOというようになったのはロンドンに行ってから。
今までは変化球でコントロールしていましたが、英語話してて凄く良かったのが、結論を先に言えると言う点。
yes,noが先にくる。
もちろん、それが嫌な方もいらっしゃいますが、あちらでカウンセリングしてしていて感じたのは、
意外とストレートに喋った方が相手に伝わりやすい。
と言う事は、日本でのカウンセリングの際にもある程度使えるな、と思いました。
もちろん、含みを持たせた日本語特有の表現も僕は好きですが、自分の中で会話のボキャブラリーが増えました。
今回はそんなお話しでした。
では、また!!