こんばんは、SANDRO(サンドロ)ヘアドクター櫻井です。
さて、続きです。
お医者さんと同じ様にこちらの世界も施術者によって施術方法は千差万別。
そもそも、何で3でしみるの?って事です。
日常生活でいうとキッチンハイター皮膚にしばらくつけてたら皮膚がただれた。
3はその皮膚の上からさらに先の尖った棒で髪の毛かき分けハケで薄めたハイターを塗る。そういうことです。
(オーバーに書きましたが一番身近で伝わりやすい表現だったので)
棒の使い方に対しての細やかなスキル、ハケを皮膚につける角度、ハケで皮膚につけないなら皮膚につかないように髪の根元をきちんと染めるスキル、どれか一つでも妥協するとちょー痛いです。(しみる人の場合)
↑
これ以外にも他に大事な事は沢山ありますがここでは省略。
僕が自らの頭にした施術はアルカリ染料に過酸化水素が4.5%(施術者によって何をセレクトするか、それも千差万別)日本だと6%3%1.2%が主だが海外は倍の12%もある。(日本は薬事法の為マックスが6%)
時間短縮の為、それをいきなりドバッと塗ってもらいました。
痛いなんてもんじゃない。
自らそうやってくれとお願いしておきながら殺意を抱くレベル。。。笑
変な汗がずーっと滴り落ち、耐える事数10分。
ようやく2年越しのブロンドヘアーに。
過酸化水素とは、オキシドール、漂白剤、殺菌剤、ロケット燃料等、濃度次第では色々と使用ができますが
劇物指定されており、取り扱いを間違えると、皮膚に痛みを伴うものから、
発火するケース、
一番ひどいのでロケットが爆発した事故もあります。
最近のニュースだと、デマの情報を信じて過酸化水素を飲んで病院送りになった事もありました。(海外で)
ですが、正しい知識を持って使用すれば恐れることはない普通の薬品です。
話を戻します。
僕は皮膚が人より薄く、かつ弱い。(そういう方の為の施術ちゃんとあります。)
時間的余裕がない。
しょうがなくパワープレイに走り。
そして結果、痛い目を見る。。。笑
自分の頭だから良いのです。
たまには自ら痛い事も経験しないと人の痛みを忘れます。(20代前半は何年もブロンドやシルバーの髪色だったので)
にしても、痛かった。。。
そして、僕が念願のブロンドヘアーを辞めた理由
ブロンドで七三スタイルにしてると、通勤中に通園中の園児達から指をさされ
(当時、家は二子玉川だったので割と園児がいた)
「カズレーザー」
と叫ばれ、
じゃあ色をシルバーにして七三スタイルだ!(七三にはひたすらこだわる)
と色を変えたら、僕の当時の洋服系統はトラッド。
もはや、違う意味でシルバーでした。(おじいちゃんってこと)
だんだん、似合うべきはずだった髪色も、洋服の変化、時代の変化、顔が大人になった事でちょっとずつ似合わなくなってくるものです。
お客様にはそう説明するのに、自分自身を客観視出来ず自分の真っ直ぐ一直線な性格がここにきて裏目に出るとは。。。
落ち着け当時の自分!!
過去の栄光は単なる過去。過去のイメージはダメージでしかない。
(パッと思いついたこのセリフ、中々いい感じ。。。)
次回は少しテクニック的な事も含めたブログにします。
では、また!!