こんばんは、SANDRO(サンドロ)ヘアドクター櫻井です。
そんな方法あるの?!
と思っている人、あるんですよっ!!
アイロンやコテはどんどん進化して昔からはるかに性能は良くなりました。
今まで高いお金出して何となく使ってた人、これで今日から性能を最大限に発揮しましょ!
ポイントは3つ。
①熱を当てる時間(同じ場所に3秒以上当てるのはキケン)
②テンション(力加減)
③コテやアイロンを良いものに変える。(個人的オススメはヘアビューロン)
これだけ。では、解説へ。
① 乾いてる髪って実は約10%の水分が残ってるんです!
3秒以上同じ場所に当て続けると残った水分が髪の毛の中で水蒸気爆発してそれがダメージの原因に。
恐ろしいように聞こえますが、パチパチや、ジュー、等の音が聞こえてたらそれがサインです。お気をつけて。
クセがつきづらい毛質の方は、どうしてもずーっとコテやアイロンを同じ箇所に当てがち。
気持ちはすごくわかるんですが、僕からのアドバイスは、
しっかり巻く前に一度、コテやアイロンでゆっくり髪に熱を通してから、いつものように施術してもらうと今までより、やりやすくなります!
それでもクセがつきづらい方には少々奥の手ですが、専用のミストスプレーやスプレーを軽くて振ってからすると良いですね!
(スプレーは髪にへばりついてなかなか取れないし、ミストは濡らしすぎてコテで乾かしながらという事も考えられるので、自宅での施術を前提に書いてるので、ここでは奥の手という事にしてます。)
② コテやアイロンで力一杯髪の毛を挟まないように!!優しく優しく!!
ポイントは髪の毛持ってる方の手で髪の毛を少し引っ張ってあげる事。
こうする事で熱が均等に当たりやすくなり、かつコテやアイロンでの施術がより思い通りになります。
引っ張ると言っても、グイグイ引っ張るのではなく、引っ張られてる頭皮が心地良いぐらいの感覚が目安です。
もし力一杯、髪の毛をコテやアイロンで挟んで施術し続けると、髪の毛は平たく潰れ、指通りが悪くなるのはもちろん、ギシギシに痛む原因に。
髪の毛の断面はほぼ丸に近いですが、熱やプレスする力が原因で平たく潰れてしまう事があります。
顕微鏡レベルの話しですが、指を通すとすぐわかります。途中で絡んだり、指通りの質感が変わったりと、色んな症状が出てきます。
こうなってしまうと、修復は不可能なので、切ってしまう他ありません。
③ 今まで色んな商品使ってきましたが、ルミエリーナから出ているヘアビューロンのコテは本当にオススメ。
これに関してはネットでは色んな情報出回ってますが、良いものは良いんです。
これの良さをちゃんと説明できるのですが、
美容業界以外の他業種が新規参入してきた商品の為今までの概念とはちょっと違います。
なので僕がこの場できちんと説明すると胡散臭くなるのでここでは省略します。
例えば目玉焼きを作るとします。
a フツーのフライパン
b フッ素コーティングのフライパン
違い、皆さんおわかりかと思いますが
a 油をひいてもこびりつきやすいがカリッと昔から良くある目玉焼き
b ツルッとふっくら、油も使わないのでヘルシーな今っぽい目玉焼き
パッと思い当たるのはこんな感じですね。
髪の毛に置き換えると。
a 毛先がパリパリになりやすく、毛先が潰れやすい。固い感じの仕上がり。
b 毛先にツルッと光沢出てフワフワに仕上がりやすい。
これの最大の特徴が、内巻きに巻いても、外巻きにやり直せるというところ。これはビックリしました。
(フツーは折れ目がついたりしてほぼ不可能に近い)
普段の生活に置き換えるとそんなイメージです。
髪の毛はタンパク質の塊で、身近な食材でいうと卵のようなもの。
髪の毛でも、全く同じではないにしろ、同じような事です。
髪というタンパク質の食材にどんなアイテムを使い、美しく美味しく調理するか。
とても大切な事だと思っております。
では、また。